ドラマ【恋はつづくよどこまでも】5話のラストで突然天堂(佐藤健)の前に現れた元恋人にそっくりな女性とはいったい何者?
彼女の正体はみのり(蓮佛美沙子)の双子の姉妹のみおり。
原作にも登場する人物で、この物語のキーパーソンとも言える存在。
しかしドラマだと少し設定が違うため、それによって今後の展開も大きく変わっていくことが予想されます。
この記事ではドラマと原作でのみおりの設定の違いから、最終回結末にどのような影響を与えるかについて考察していきます。
【恋はつづくよどこまでも】元カノと天堂の関係は?
えー!!「恋はつづくよどこまでも」←私このドラマ今日初めて見たんだけど見てたら「え?え?杏子さん(記憶屋の役の名前)が出てる〜!!」って思って名前調べたらそうだった!!めちゃくちゃびっくりしたよ! #記憶屋 #恋はつづくよどこまでも #蓮佛美沙子 pic.twitter.com/nHcWA5UusF
— 🍓山 田 ゆ め🗻 💎 🍒東京ドームオーラス涼介くんからファンサ頂けました😭💕 (@Yume_Ryosuke59) January 28, 2020
みおりを知る前に、まずは天堂の元カノであった姉のみのりについて復習していきましょう!
みのりは天堂や来生と同じ大学の医学部の同期。
元気いっぱの明るい人柄で天堂の良き理解者でもあり、研修医時代は共に支え合っていました。
しかし突然突然拡張型心筋症を発症し、心臓移植を待っている間に8年前に帰らぬ人に……。
つまり七瀬が出会ったときには既にみのりが亡くなっていたということになります。
大切な人を失った悲しみから天堂は仕事にのめり込み、冷血な魔王と化し人前では感情を抑え込み泣いたり思いっきり笑ったりできない性格になってしまったのです。
まるで心を何かに縛られているかのように……。
心を閉ざしてしまうくらいなので、天堂にとってみのりを失ったことは相当なダメージだったのでしょう。
みのりが入院中は研修の合間に見舞いに度々病室に訪れていた天堂。
手を握り続け涙を流すこともあった様子からも、相当彼女のことを愛していたことが伺えます。
【恋はつづくよどこまでも】みおりは原作と違う?
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— 城丸香織 (@tokyostory) February 18, 2020
5話のラストで突然天堂の前に姿を現したみおり。
姉が天堂と付き合っていたことは知っていましたが、葬儀でも留学で帰国できなかったためこのとき初めて2人は顔を合わせます。
心臓外科医で先月アメリカから帰国し、色んな病院の診療に回っているとのこと。
急遽天堂が大阪のセミナーに出席することになり、みおりも偶然そのセミナーに呼ばれていたのです。
天堂が空港に着きセミナー会場へ向かおうとすると、突然みおりに呼び止められ半ば強引に一緒にタクシーに乗ることになります。
その後も食事会の後飲みに行こうと誘ったりとにかく積極的な性格。
そしてセミナーに来ていた七瀬に自分から声をかけ、天堂との関係を聞き出します。
しかし、2人がまだそんな深い関係ではなく、性格が姉とは正反対だと知ると態度が急変!?
結局日浦総合病院で働くことを決めたみおり。
天堂との息の合った仕事ぶりを高く評価され、職場では今後ますます2人の活躍に期待の声も上がっています。
そして天堂がずっと姉のことを大切に思っていてくれたことに感謝し、今までどれだけ努力してきたかを仕事を通じて感じ取ります。
みおりはただ姉を失った悲しみを糧に医師として努力することを分かり合える人と話がしたかったのです。
そしてその相手が天堂だと確信すると、そのまま愛の告白!
その後天堂にこっぴどく振られますが、この人だと決めたら諦めないで追いかける性分なんだとか。
ドラマだとみおりはかなり積極的な性格ですね~。
しかし原作でのみおりはドラマよりも控えめな性格で、そもそも天堂に好意を持っていません。
ここからは原作ネタバレです。
みのりが姉の葬儀に出られなかった理由は留学していたのではなく、離島で救命医をしていたためすぐに家に帰れなかったから。
ただ、家族からみのりの恋人が姉の命を奪った病気を治す方法を研究すると聞いていたので、ずっと天堂がどんな人物なのか気になっていました。
ドラマでは天堂は心臓外科医ですが原作だと呼吸器科医という設定で、それと同時に彼女の亡くなった病名も異なっています。
そしてそんな姉の愛した天堂に一度会ってみたくなり、自ら希望を出し同じ病院に赴任することにしたのです。
天堂もずっとみのりの命を奪った病気を研究し本気で治したいと留学希望まで出していましたが、留学先でトラブルがあってしばらく延期に。
しかもちょうど七瀬と付き合い出したため、研究のことは後回しになっていました。
そんな天堂を知ったみおりはガッカリ。
姉のことよりも別のことで頭がいっぱいだった天堂に寂しさを感じたのです。
天堂もみおりの出現により情緒不安定に……。
七瀬との関係も次第にギクシャクし始め、天堂は2つの選択を迫られていました。
「大切な元カノの命を奪った病気を研究して治療方法を見つけたい」
「七瀬との時間をもっと大切に過ごしたい」
悩んだ挙げ句七瀬の後押しもあって、結局天堂は留学することを決意。
天堂が留学することになり、七瀬も留学先についていこうか本気で迷い始めます。
看護留学の情報を探していると、それを見ていたみおりはあまりいい顔をしません。
看護師として既に戦力になっていた七瀬がこの病院からいなくなるのはもったいないと言うのです。
天堂の元に七瀬がついていくのを邪魔したいというわけではなく、ただひとりの医師として本気でそう思っていた様子。
その後七瀬はたまたま病院のイベントの準備のために、みおりと二人っきりで行動することに。
みおりは意外と人懐っこい性格で、七瀬にも気さくに話しかける感じの良い女性。
そしてこの機会にお互い今まで抱え込んでいたことを吐き出します。
みおりはずっと七瀬から天堂の元カノの妹だから嫌われているものだとばかり感じていたのです。
しかも自分が天堂に姉の話をしたせいで留学することになり、そのせいで2人が離れ離れになるきっかけを作ったことをひどく後悔していました。
それを聞いた七瀬は思い切って天堂に恋愛感情があるかどうかを質問します。
すると意外な答えが返ってきたのです。
双子でも男性の好みは全く異なっているとのこと!
その言葉を聞いてやっと七瀬は安心し、2人はこれを機に仲良しに♪
みおりはただ天堂に大切な姉のことを忘れてほしくなかっただけ。
天堂は当時みのりが闘病中に恋人として何もできなかった自分に後ろめたさがあり、病気の治療法の研究がせめてもの償いになると思っていたのです。
しかし、七瀬に出会ったことで自分自身が変わり、医師として本気でその病気と向き合いたいと思えるようになります。
天堂の本心を聞いたみおりは納得し、姉のことをいつまでも忘れないでいてくれたことに感謝するのです。
ここまでがみおりに関する原作の内容ですが、ドラマだと男性の好みまで姉と同じことになっていますね。
七瀬の性格が姉とは正反対で、しかも天堂とはまだ深い関係ではないと知ったみおりはなんだかとっても感じが悪そう。
原作ではもっと感じが良い女性で、しかも自分のせいで天堂が留学することになり2人が離れ離れになるきっかけを作ったことを大変申し訳なく思っていたのです。
それだけでなく自分が姉とそっくりなため七瀬からも嫌われているんじゃないかと、ずっと気に病んでいました。
それなのにドラマ版のみおりは七瀬の気持ちを察するどころか、彼女から天堂を奪おうとする超強引女!
七瀬に勝てる見込みがあると感じている様子から、とても自分に自信のある女性にも見えます。
ただそんな女性を天堂は好きになるでしょうか?
いくら天堂の亡くなった恋人にそっくりだからといって、みおりがみのりの性格まで似ているとは思えません。
【恋はつづくよどこまでも】原作と違うみおりは最終回結末に影響する?
6話のラストで突然天堂に自分の想いを伝えたみおり。
すぐに天堂にはっきり断られますが、俄然やる気に火がつきそう簡単には諦めきれない様子。
ただ今の天堂は既に相当七瀬のことが好きなので、彼の心を動かすのは難しいでしょうね。
元恋人に何かと共通点の多い彼女ですが、だからといって天堂が好きになるとは思えません。
天堂は外見ではなく中身を見て人の価値を判断できる人。
七瀬を好きになった理由もおそらく彼女の仕事ぶりや純粋さ、そして温かい人柄に惹かれたからではないでしょうか。
恋人を失ってから8年間も閉ざした心をやっと開放してくれた七瀬のことを、そんな簡単に手放すとは思えません。
いくらこの先みおりがどんなに天堂に迫ったとしても、そう簡単に気持ちを変えることはできないハズ。
みおりが原作とは違う設定でも、結局ドラマでも2人の未来は変わらないのではないかと予想されます。
まとめ
以上、ドラマ【恋はつづくよどこまでも】の元カノの妹みおりの原作との設定違いが最終回結末にどのような影響を与えるかについてお伝えしました。
みおりはみのりにそっくりですが、性格まで似ていたとは思えません。
七瀬にとって強敵であることには変わりありませんが、天堂の様子を見る限りその心配はなさそうです。