ドラマ「べしゃり暮らし」の原作漫画では、実在している芸人さんをモデルにしたキャラクターがいます。
それはデジタルきんぎょの金本!
この人物は主人公の上妻圭右(間宮祥太朗)と相方辻本潤(渡辺大知)にとってなくてはならない存在です。
ドラマでは駿河太郎さんが演じることに!
このモデルとなっているのが人気お笑い芸人の千原ジュニアさん!
べしゃり暮らしの作者森田まさのりさんともプライベートで交流があるとのことなので、二人の関係についても迫ってみたいと思います!
目次
【べしゃり暮らし】デジタル金魚の金本とはどういうキャラクター?
金本は人気お笑い芸人コンビ「デジタルきんぎょ」のボケ担当。
芸人として笑いのセンスは同業者からも評価され、将来はお笑い界を背負って立つ人物としても期待されています。
ピンとしても才能を発揮し、相方藤川の亡き後は自分の冠番組を持つまでに成長!
無愛想な人柄で話づらいイメージですが、後輩を可愛がったり意外と面倒見がいい一面も!
可愛がっている後輩には特に親身に相談に乗り頼もしい兄貴的存在ですが、目上の先輩にも礼儀正しく仕事にも真面目なので上からも信頼が厚いです。
いつもプライベートではいつもテンション低めでクールな印象ですが、仕事になると急にテンションが上がりオンとオフの切り替えができる人物でもあります。
そんなクールなイメージの強いジュニアさんは金本にそっくり!
漫画を読めばわかりますが、絵も雰囲気も本人激似です!
キャラクターそのものがもうジュニアさんにしか見えません(笑)。
【べしゃり暮らし】モデル芸人千原ジュニアと作者のつながり
実は「べしゃり暮らし」の作者森田まさのりさんと千原ジュニアさんはかなり昔から交流があったそうです。
当時ジュニアさんが週刊ジャンプの副編集長と仲が良かったこともあり、それが縁で知り合い親交を深める仲になったとのこと。
ちょうどその頃森田さんが描いていたのがあの有名作品「ろくでなしBLUES」!
なんとこの作品に千原兄弟が載っていたのです。
このことからもこの頃から既に交流があったことがわかります。
その頃からお笑い漫画を描きたいと森田さんから相談を受け、その後「べしゃり暮らし」の連載がスタート!
お笑いをテーマにした漫画ということもあって、連載中には雑誌の特集記事で二人が対談するなんてことも過去にあったようです。
千原ジュニアさんの「40歳記念ライブ」の際には、森田さんに自分のイラストを描いてもらうようにお願いしたところ、なぜか手紙をもらうというサプライズも!
手紙の内容には初めて対談したときのことが書かれてありました。
それはまだ「べしゃり暮らし」が連載する前の話で、森田さんは本物の芸人さんから直接生身の体験談を聞きたかった様子。
そのとき森田さんは自分が漫画家であることにコンプレックスを抱き、何も経験がない想像だけで描いた作品が薄っぺらくみえることに悩んでいたそうです。
それに対してジュニアさんがアドバイスした一言が、今でも森田さんの漫画を描かせる原動力になっているといった内容でした。
このエピソードからも二人の間にはこの頃から既に深い絆のようなものがあったのだと感じさせますよね。
【べしゃり暮らし】作者のお笑いに対する情熱が半端ない
「べしゃり暮らし」の作者森田まさのりさんのお笑いに対する情熱さがわかる2つのエピソードを紹介します。
吉本興業の養成所NSCへ入学
森田さんはもともとお笑いが大好きで、自らダウンタウンの松本人志さんの大ファンであると語っています。
「べしゃり暮らし」を描くにあたって作者の情熱は半端なく、連載が始まる前には作者自ら吉本興業の養成所NSCへ入学するという力の入れよう。
「べしゃり暮らし」の笑いの世界のリアルさは、この実体験があったからこそ描けたのだと納得です。
いくら漫画家だとしても、自分が養成所に入るなんて普通は考えられないですよね。
外からの取材だけでなく、内部の人間しかわからない実体験から学んで感じた世界を描きたかった作者の熱意が作品を通して伝わってきます。
M-1グランプリに出場
実は森田さんは2018年のM-1グランプリに出場されています。
同じ漫画家の長田悠幸さんと「漫画家」というコンビを組み、なんと準々決勝まで進出を決めるという快挙を成し遂げたのです。
「スラムダンク」「ワンピース」「幽遊白書」などのジャンプ漫画をネタに、漫画家独自のボケとツッコミで会場を盛り上げた様子。
売れっ子漫画家が出場するなんて前代未聞ですよね!
しかし、最初は本気ではなかったみたいです(笑)。
打ち上げのときに軽いのりでM-1に出ようと言ったところ、どうやら本気にとらえられてしまったらしく流れで出場する事態へ……。
普通では考えられないことを成し遂げた森田さんは、人間としての魅力もアップしたことに違いありません!
そんな森田さんの今後の作品もさらに期待が高まります!
まとめ
「べしゃり暮らし」という作品がお笑いの世界を事細かくリアルに描かれていたのは、作者の実体験によるところが大きかったのかもしれませんね。
親交のある千原ジュニアさんをモデルにしたことで、キャラクターがリアルに表現されより深みある作品に!
まるで自分が本当のお笑いの世界にいる感覚を楽しめるそんな作品です!
そして作者のこの作品にかけるお笑いに対する情熱エピソードはアッパレとしかいいようがありません!