マンガ

【ミステリと言う勿れ】整と父親の関係性は?原作からネタバレ考察!

この漫画【ミステリと言う勿れ】の主人公である久能整(くのうととのう)はいつもひょうひょうとし、いたってマイペースな性格の持ち主。

名前も髪型も性格もクセが強いですが、持ち前の洞察力でこの物語で起こる様々な事件を解決へと導いていきます。

しかし、この人物はただの推理力の高い大学生というわけではなさそう……。

というのもこの整から深い闇を何度も感じてしまうからです。

時々彼の言動には何か引っかかるものがあり、しかもそれにはどうも父親が大きく絡んでいるような気がしてなりません。

この記事ではそんな気になる整の父親との関係性について迫ってみたいと思います。

ネタバレを含むので見たくない方は要注意!!

Sponsored Link

【ミステリと言う勿れ】整の父親とはどういう人物?

この物語で最初に起こった事件ではあらぬ疑いで犯人に仕立て上げられそうになってしまう整。

しかし、持ち前の洞察力で上手く切り抜け犯人を突き止めるのですが、その犯人にとって一番触れてほしくない部分容赦なく責め立てる姿がとても他人事とは思えません。

この事件の発端は家族を失った復讐によるものでした。

仕事人間でほとんど家族のために時間を作らなかったのに、いざ復讐となるとそのための時間は作れていたという矛盾点を整に追求されます。

そのときの様子が妙にリアルで、まるで自分と重ね合わせてるみたい。

この事件に限らず整の言葉には子供の目線での考えが含まれることが多く、当時の自分と照らし合わせているように感じてしまうんですよね。

年末帰省したときにいつもいない父親がいたことを非常に珍しがっていた様子からも、整の父親は普段はほとんど家にいなかったことが伺えます。

このことからも整の父親もこの犯人と同じように、子供に無関心であまり家庭を顧みなかった人物だったのではないかと推測します。

ではなぜあまり家に帰って来なかったのでしょう?

ただ単に仕事が忙しかったことだけが理由?

もしかしたらこの犯人と同じように家族を避けていたということも考えられますよね。

整は両親以外にも父方の祖母と暮らしていましたが、この祖母というのがかなりクセが強い性格だったため家の中は平穏ではなかったようです。

その様子からおそらく整の母親は相当な嫁いびりに合っていたことが予想されます。

しかもそんな状況でも父親は母親を助けるどころか、家にいるときは自分の母親の味方をしていたというじゃありませんか。

おそらく少しでもそういう家のゴタゴタに巻き込まれないために、家に帰るのを避けていたのではないかと……。

面倒くさいことを極力避けようと現実から背ける態度に、この父親からはあまり誠実さを感じられませんね。

しかも整はその父親から虐待を受けていたことが後に発覚します!

無関心だけでなく手まで上げていたとは……幼い頃の整の精神的ダメージは計り知れないですね(T_T)

これまでの整の様子から父親の愛情が全くと言っていいほど感じられなかったのは、きっとそういう背景が大きく影響していたのかもしれません。

このことからも、整は父親に対し少なからず怒り憎しみは持っているのではないかと予想しました。

整が自分の父親のことをすぐに感情的になり話がわからない人間だと感じている様子からも、非常に扱いづらいタイプに思えてきます。

祖母も相当変わった人物に思われますが、この父親も自分の母親に似たのかなんだかかなりクセが強そう……。

以前整は人の癖を真似るところがあることを友人のガロに指摘されたことがありましたが、一般的にそういう仕草は子供が誰かの気を引くときにやるものなんだそう。

ということはもしかしたら幼い頃の整は父親の気を引こうとしていたのかもしれません。

しかし、実際はほとんど構ってくれなかったっぽい……。

整が以前子供は構ってくれない父親に対して次第に無関心になるという考えを示していた点からも、そんな父親に対して徐々に無関心になっていったことが推測されます。

話のわからない相手に歩み寄る努力をしても虚しいだけですよね。

そのうち心が折れてしまっても当然なのかも。

しかも気難しい上に暴力も振るうとなれば、いくら自分の父親でもどう接していいかわからなくなるんじゃないでしょうか?

家族なのに毎回腫れ物に触るように接しないといけないなんて……想像しただけで疲れる。

自分だったらそんな父親とは距離をおいて、なるべく関わりたくないです。

この時期の整は父親に対し無関心になることで、自分の平静さを何とか保っていられたんじゃないかと推測します。

【ミステリと言う勿れ】整と父親の関係性は?

アパートを借りて一人暮らしをしている整はまだ学生の身。

決して贅沢をしているというわけではありませんが、生活費を切り詰めている感じがあまりなく彼の生活には余裕すら感じさせます。

一般的に見て一人暮らしをしている大学生がバイトもせずに頻繁に地元のグルメを楽しんだり地方の美術展にまで気軽に足を運べたりできるものなのでしょうか?

普通に考えればそんな余裕なんてないですよね。

整は大学2年になってバイト経験をするまで一度も働いたことがないとのこと。

つまり、働かなくても余裕があったのは親が全て資金援助をしてくれていたから!

このことからもいくら親子関係は冷めきっていたとしても、これまでの整の生活を支えていた点からも一応表面上の親子関係は成り立っていると言えそう。

ただ以前整が言っていた言葉が少し気になりました。

「家族や身内には冷たく厳しくても他人には優しい人っていますから」

引用元:漫画『ミステリと言う勿れ』4巻より

これって自分の父親のことを言っているんじゃないでしょうか。

もしそうであるなら、整の父親は家と外の顔が大きく違うんじゃないかと推測します。

整の父親は外面が良くてとてもプライドの高そうな人間にも思えてきましたね。

子供のために養育費を払っているというよりも、世間体を気にするあまり自分の立場を良く見せようとするために仕方なく払っているという気さえしてきます。

ただ学費や多めの生活費を援助している様子からも、おそらくそれなりに裕福な家庭なんじゃないかと予想。

生活費が整の趣味にも使える余裕があるということは、一人暮らししている一般の大学生よりも仕送りは少し多めにもらっている気もしますね。

愛情を感じられない父親とはそのまま距離を置いているかと思いきや、そういうわけでもなさそう。

というのも大学生になってからも整は年末に帰省し、そこで普段話さない父親と普通に色んな会話をしたとのこと。

ということは今の関係は一応普通に会話はできる仲ではあるみたいですね。

しかも父親の方から話題を振ってきたなんて、いったいどういう風の吹き回し?

もしかしたら父親に何か心境の変化があったのかもしれません。

少なくとも整と一緒に暮らしていたときよりも、今の関係性の方がなんだか良さそうに感じます。

ただ色々と問題のある家庭のようなのでまだ解決するべきことがある以上、本当の意味でわかり合えるにはまだまだ時間がかかりそうな気はしますが……。

Sponsored Link

まとめ

以上、漫画『ミステリと言う勿れ』の整の父親との関係性についての考察記事をお伝えしました。

整の父親はなんだかとても気難しそうな人なんじゃないかと推測しています。

整のこれまでの様子を見る限り、父親に対する消化しきれていない感情が整の中でまだ全く整理できていない感じもしますね。

子供の視点になって考えることが多いのも、父親の愛情が足りなかったことが大きな影響を与えてしまっているのかも……。

以前よりも2人の関係性は若干良くなってきたようには感じられますが、まだこの親子には何か重大な問題が解決できていない気がします。

その問題が解決しない限り、2人の距離はなかなか縮まらないんじゃないでしょうか。

Sponsored Link