ドラマ【凪のお暇】は周りの空気を読みすぎて疲れてしまった主人公凪(黒木華)が、しばしお暇を頂いて人生を見つめ直そうとする物語。
そのきっかけになったのが恋人慎二(高橋一生)からのひどい暴言。
これに傷ついた凪は過呼吸になり、今までの生活を全て捨ててリセット。
しかし、慎二の方は未練たらたらで、別れた後もたびたび凪の新居へ訪れます。
そしてその後のモラハラぶりにさらに傷つく凪。
しかし、本当は愛情の裏返しでただ慎二は素直になれないだけだったのです。
周りの空気を読むのが得意なのに、なぜか凪のことになると不器用になる慎二。
そして凪と慎二はどんどんすれ違い、2人の関係はさらにギクシャク!
果たして最終回で慎二との復縁の可能性はあるのか?
慎二のこれまでの凪への本音がわかるポイントとともに、【凪のお暇】最終回結末を紹介していきます。
目次
【凪のお暇】慎二の本音がわかる3つのポイント
慎二が長いサラサラヘアーの女性が好みだったことがきっかで、凪に話しかけたことから2人の出会いは始まります。
しかし本当は凪はひどいくせ毛!
凪の新居に初めて訪れた際慎二は凪の頭を見て驚いていましたが、あれは演技で本当はずっと前からその事実を知っていました。
慎二にくせ毛がバレないように一緒に過ごした日はできるだけ早く起きて、髪を1時間以上かけて整えていたのです。
その健気な姿に心打たれ、慎二は本気で凪のことを一生守りたいとさえ思うようになります。
別れた後はさらに自分の中での凪への気持ちが膨らみ、いつまでたっても凪のことが忘れられません。
別れた後も慎二の本音がわかる3つのポイントを紹介します。
片道1時間もかけてわざわざ尋ねてくる
凪の新居は慎二の会社からも家からも遠いはずなのに、片道1時間もかけてわざわざ尋ねてきます。
ただの遊びで嫌がらせをしたいだけだったら、普通こんな面倒くさいことはしないですよね。
仕事で疲れているところに、好きでもない相手の元へわざわざ時間をかけて行こうなんて思いません。
それだけ凪に会いたい愛情の深さのようなものを感じます。
新居へ初めて訪れた際も同僚の前でつい見栄を張って暴言を吐いてしまい、そのことを本当は凪に直接会って謝りたかったのです。
すぐにケアをすればよかったものの、出張で忙しくなってしまい、そのまま彼女のことはほったらかし。
やっと謝れると思った矢先凪の姿はどこへやら?
何とか凪の居所がわかってやっと謝れると思ったのに、凪は知らない男(中村倫也)と何やら楽しそう。
ついカーッとなって慎二はまた素直な自分が出せなくなってしまうのです。
何時間も凪を待ち続ける
普通好きでもない相手を何時間も待つなんてできませんよね。
慎二はいつ帰ってくるかわからない凪を何時間も待ち続けます。
会いたい理由はひとつ、凪の顔を見たいから。
自分のために何時間も待ち続けてくれるなんて、よっぽど何か緊急な用事かあるか相手に好意がある行為としか考えられません。
やっと凪に会えたと思ったらまた隣にはこの前の男も一緒。
またしても素直になるタイミングを逃す慎二だったのです。
凪のいないところで号泣
凪の前では絶対に涙を見せませんが、凪のいないところでは何度も号泣している慎二。
最初に泣いたのは凪に別れを宣告されたとき。
もう自分とは関わらないでほしい。
その言葉に傷ついて帰り際号泣し、その姿を隣の家に住むうらら(白鳥玉季)の母みすず(内田羊)にも見られています。
行きつけのバーでも大号泣し、改めて凪のことが大好きだったことに気づかされます。
二度目に泣いたのは何時間も凪のことを待ち続けた帰り道。
隣の部屋に住む男の存在がどうも気に入らなく、慎二は突然凪の唇を奪ってまたもや暴言を吐きます。
それに対して凪もビンタで反撃!
そして凪に渡そうと思った出張土産の袋を抱えたまま、泣きながら帰って行きます。
いつも弱みを見せない慎二ですが、凪のことになるとどうも涙もろくなる様子。
シクシクなんていう可愛いレベルではなく、見返したくなるほどの大泣きぶり。
凪のことが大好きだからこそ、ここまで傷ついて涙が止まらない様子からも彼の凪への想いが本気であることが伝わってきます。
▼凪のために泣いた慎二の涙まとめ集はこちらで紹介!
【凪のお暇】慎二の復縁を妨げる3つの要因!
凪と慎二が復縁するにあたって障害となる3つの要因があるので紹介していきます。
素直になれない慎二
慎二が最初から素直に自分の想いを伝えていれば、そもそも凪と別れることはなかったハズ。
何度も挽回するチャンスはあったのに、なぜかいつもタイミングが合わずどんどんすれ違っていく2人。
慎二が素直になれない以上、二人の関係が交わるとは思えません。
慎二は周りの空気が読むのが得意なのに、凪のことになると上手く自分をコントロールできません。
好きな子をいじめてしまう小3レベルの対応しかできないのです。
隣人ゴンの存在
凪は隣に住むゴン(中村倫也)と次第に関係を深めていきます。
しかし、この男には受け入れがたい問題点があったのです。
誰にでも優しく接するので彼には不特定多数の彼女がおり、彼といる空間の居心地の良さにはまると抜け出せなくなるという魅惑の男性。
凪も気づけばゴン依存症に陥り、どんどん抜け出せない状態に……。
そんな2人の関係に気付いた慎二はさらに落ち込みます。
しかし、凪はこのままゴンと一緒にいても幸せにはなれないと感じ、何とかゴン断ちに成功!
ただし、凪に別れを告げられたゴンはこの瞬間から本気で彼女のことが好きになってしまうため、この後のゴンの行動も気になります。
会社の後輩市川円の存在
慎二の会社に急遽配属されることになった市川円(唐田えりか)は、外見や性格が良いだけでなく仕事もできるまさに理想の女性。
しかも慎二の好きなロングのサラサラヘアーで顔は超好み!
しかし、可愛いすぎる外見のせいで女子からは反感を買い、仕事でも契約が取れるのも実力ではなく顔がいいからだと思われることも多くやりきれない日々が続いていたのです。
しかし、慎二だけは彼女の実力を認めてくれて、彼の偽りのないストレートな言葉に恋に落ちてしまいます。
そして2人は急接近!
美人で性格も良いのに、なぜかそれが裏目に出てしまう損な人生。
少し前の凪に何だか似ているような……。
慎二はどうもこういう女性に弱いようですね。
【凪のお暇】最終回結末はお暇卒業?
気持ちを抑えられなくなったゴンはついに凪に告白。
あろうことがその場には慎二の姿も。
思い悩む凪にまたもや予想外の出来事が!!
なんと凪の住んでいるアパート「エレガンスパレス」がと近々取り壊されるというのです。
アパートの住人も次々に皆新しい住む場所を決めていき焦る凪。
緑(三田佳子)さんは施設にいる妹のところへ、みすず(吉田羊)とうらら(白鳥玉季)は中古の家を購入。
立ち退きが刻々と迫る中、凪はゴンにある場所へ連れて行かれます。
その場所は新しいゴンの住処。
ゴンはその部屋の鍵を渡し老後まで一緒にいたいと伝えますが、凪はそれを断ります。
ゴンさんが…泣いてる…つらい#凪のお暇 pic.twitter.com/7BAB5ADXjA
— hanao (@o_ha_na_o3) September 20, 2019
これからの未来は自分ひとりの力でちゃんと歩きたかったのです。
その頃慎二も思い悩んでいました。
どうしたら自分が凪の力になってあげられるのだろうかと。
すると突然凪から連絡が来ます。
凪は今まであったことのお礼や就職が決まったことを慎二に報告したかったのです。
凪は坂本(市川実日子)と描いたコインランドリー経営の夢が諦めきれず、カフェとコインランドリーが併設している店で修行を積むことを決めます。
そこで慎二は最後の賭けに出ます。
アパートを出る前に最後にデートしようと提案。
意外にも快く提案にのる凪。
別れてから初めてデートは楽しい雰囲気でスタートさせ、以前付き合っていた頃に行った水族館へ行くことに。
そして凪は慎二に感謝します。
自分を変えてくれるきっかけを与えてくれたのはいつも慎二だった。
自分を好きになってくれてありがとう。
そこで凪から自分のこれからやりたいことが記されノートを見せられます。
もう一度やり直したかった慎二ですが、凪の未来に自分が記されていないことを突きつけられ、凪への想いを諦めようとするのです。
そのまま自分の元を立ち去ろうとする凪に、最後に慎二は別れのハグを要求。
しかし、嫌がられたことで以前のような口の悪い慎二が登場。
そして2人は別れてしまうのでした。
アパートが取り壊される直前まで住んでいた凪。
凪は新居に移る準備前の少しの期間、坂本の家でご厄介になる予定でした。
しかし、ここに来て問題発生。
なんと坂本に家には慎二の兄の姿が!?
慎二の兄の動画にハマってしまった坂本は思い切って彼に連絡したところ、2人は付き合うことになってしまったのです。
その頃慎二は凪の豆苗で料理を楽しんでいました。
行く宛もなくなってしまった凪はとりあえず職場に向かいます。
こうして凪のお暇生活は幕を閉じたのでした!
▼2話で登場した凪の可愛い赤い財布の紹介はこちら!
まとめ
以上、ドラマ【凪のお暇】の最終回を紹介しました。
結局凪は慎二ともゴンとも一緒になることはなく、ひとりの道を選んでしまいましたね。
ゴンは凪の気持ちを断ち切ったように見えましたが、凪の豆苗をいまだに大事に育てて料理している様子からも慎二はまだ当分彼女のことを忘れられそうになさそう(笑)。
まとまりのある良い結末でしたが、個人的にはやはり慎二とハッピーエンドを迎えてほしかったですね。
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